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現代医学の薬はハーブ由来が多い？

ハーブの治療効果に関しては、まだ科学的に充分解明されているとは言えません。

しかし、その作用を明らかにし、有効成分を突き止めようとする研究は絶えず続けられています。これまでにも、数々の薬草から新薬が開発されてきたように、未知の薬草成分から、従来の医薬品では治癒できなかった疾病に対抗できる薬効成分の登場が期待されています。

これから、メディカル・ハーブに限らず、料理やちょっとした気分転換に使える西洋ハーブから漢方まで幅広くご紹介していきます。

今回は、疲労回復に強い働きを持つと信じられているニンニクをご紹介します。

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治療効果

現代医学でも心臓病疾患の患者に与えると、再発のリスクを減らすことが知られています。強い臭いがする硫黄化学成分がその薬効の主役なので、無臭にした製剤は、かなり効力が低下します。

 

和名	ニンニク
学術名	Alliun sativum
英名	garlic
原産国	原産地ははっきりしていませんが、一説には中央アジアの植物「アリウムロンギクスビス（Allium longiuspis）」であると言われています。
効果	殺菌、去痰、発汗促進、降圧、抗凝固、血中コレステロール低下、血糖低下、抗ヒスタミン、駆虫
成分	硫黄化合物を含んだ揮発成分（アリシン、アリイン、アジョエン）、酵素、ビタミンB群、ミネラル、フラボノイド
ワンポイント	臭い成分は肺と皮膚から発散しますので、生のパセリを噛むと息の臭いを低減できます。

 

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